ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏は7日、東西15マイル(約24キロ)にもわたる車道と分離した自転車道を首都ロンドンに作る計画案の概要を発表した。
首都における交通の2割(現在の4倍)を自転車によるものにする方針で、交通安全だけでなく、渋滞緩和、大気汚染の改善など生活環境改善も目的としている。実現すれば、ヨーロッパ最長の「自転車スーパーハイウェイ」となる。2016年までにほぼ完了する計画。
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ロンドン市には、市長に今年初めに任命された「自転車長官(Cycling Commissioner)」という役職の人もいるんだそうです。市長や交通行政トップに助言を与える相談役のような役回りだそうで、かなりの熱の入れようですね。
下の19秒ほどの動画(音声はなし)を見ると、自転車が走る部分は青色に色分けされていて、横幅もかなりあり、何と言っても車道との境となる縁石にも十分な幅がとられているのが良いと思います。
私の住んでいる神奈川県でも、自転車が安全に走れるように、路肩に青色の自転車道が設けられているのをところどころで見かけるようになりました。何百メートルかであっという間に終わってしまうものもありましたが、藤沢市では何箇所かで数キロ続いているのを走りました。最近では横浜みなとみらい地区に設置されたようですね。
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原文1
原文2(市長と自転車で並走する個人タイムトライアルのスペシャリスト、クリス・ボードマンの写真もあり)
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